●シルクスクリーン印刷とは
シルクスクリーン(screenprinting, またはsilkscreening, serigraphy)は版画、印刷技法の一種
です。
以前は印刷版材に絹(シルク)が使われていたので「シルクスクリーン印刷」呼ばれています。
現在はナイロン、テトロン(ポリエステル)製の繊維スクリーンを使ったり、ステンレス、金属製で
織ったの網なども用いられます。
印刷に不要な部分を感光乳剤で固めたスクリーンの上にインキをのせ、スキージと呼ばれるヘラで
刷ることでインキを下の商材に転写します。
●シルクスクリーンの特徴
印刷物に対しインクを乗せるという手法の為、紙・布・プラスチック・金属・ガラス・木材・
皮革などさまざまな素材に印刷が可能です。平面だけではなく曲面にも印刷可能です。
インクの層が厚いので、耐久性に優れた鮮やかで美しい仕上がりになります。
また、インクの種類も多く、微妙な色の違いも表現できます。
ただし、写真などの細かい印刷には不向きです。