株式会社トウエイ|兵庫県豊岡市

シルクスクリーン印刷
 
●シルクスクリーン印刷とは
シルクスクリーン(screenprinting, またはsilkscreening, serigraphy)は版画、印刷技法の一種
です。
以前は印刷版材に絹(シルク)が使われていたので「シルクスクリーン印刷」呼ばれています。
現在はナイロン、テトロン(ポリエステル)製の繊維スクリーンを使ったり、ステンレス、金属製で
織ったの網なども用いられます。
印刷に不要な部分を感光乳剤で固めたスクリーンの上にインキをのせ、スキージと呼ばれるヘラで
刷ることでインキを下の商材に転写します。
 
●シルクスクリーンの特徴
印刷物に対しインクを乗せるという手法の為、紙・布・プラスチック・金属・ガラス・木材・
皮革などさまざまな素材に印刷が可能です。平面だけではなく曲面にも印刷可能です。
インクの層が厚いので、耐久性に優れた鮮やかで美しい仕上がりになります。
また、インクの種類も多く、微妙な色の違いも表現できます。
ただし、写真などの細かい印刷には不向きです。
シルクスクリーン印刷の工程
当社のシルクスクリーン印刷の手順をご説明いたします。
工程①【フィルム作成】
お客様よりご依頼頂いた原稿やデータをもとに製版用のフィルムを作成します。
 
工程②【製版】
アルミ製、木製等の枠に張ったスクリーンに感光乳剤を塗り乾燥させます。
乾燥したスクリーンにフィルムのデザインを光を当てる(感光する)ことにより焼き付け製版します。
乳剤面に水をかけると、デザインのない(透明)部分は感光して硬化した乳剤がインクを通さない幕状になります。
デザインのある(黒)部分は感光せず、水で乳剤が流れインクを通すメッシュ状のスクリーンになります。
 
工程③【刷り】
スクリーンの枠を刷り台の一辺に固定し、印刷物の位置に合わせ見当と呼ばれる目印をつけます。
スクリーンを浮かせた状態で調色して固さ等を調整したインクをスクリーンにのせ、スキージと呼ばれるヘラで版面に移動させインクをデザイン面に埋めた後、スクリーンを印刷物に下ろしてスキージを引くことでスクリーンの網をインクが通り印刷されます。
多色刷りの場合は版を交換して同じ手順を繰り返します。
 
工程④【焼付け】
乾燥だけではインクの安定が充分でないので、一定の時間・温度で加熱することによりインクを定着させます。
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〒668-0871
兵庫県豊岡市梶原671-5
TEL:0796-23-6358
FAX:0796-24-4555
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